
Windows Internet Explorer 7 (IE7) ではタブブラウザ、検索エンジン用の検索窓、フィードリーダーなど、他のブラウザで既に実装されている機能や、フィッシング詐欺対策、特定のスクリプトをやや厳しいレベルで自動ブロックする機能等が追加されている。
Windows Vista には標準でインストールされている。
それ以外は Windows XP Service Pack 2 (SP2)、Windows XP Professional x64 Edition、Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) 対応で、 マイクロソフトのダウンロードサイトにて配布されている。
日本語版のIE7は、2008年2月13日に自動更新により配布された。
なお、英語版のIE7は、2006年11月1日に自動更新により配布されている。
当初、IE7のインストールにはWGAによるアクティベーションが必要であったが、2007年10月4日の更新以降はアクティベーションは不要となった。
Windows Vistaに搭載されているIE7とWindows XPにて利用可能なIE7は、細部の仕様が異なっている。
次世代WindowsのWindows VistaがリリースされるまでWindows Internet Explorer 7.0はリリースされないとされてきたが、2005年8月にはWindows XP Service Pack 2向けのβ版がテスタ向けに公開され、2006年2月にβ2(日本語版は2006年5月)が、さらに2006年6月にはβ3(日本語版は2006年7月)が、2006年10月18日には正式版(日本語版は2006年11月2日)が公開された。
2007年10月4日、マイクロソフトはWindows XP SP2用のIE7の日本語版が誤ってMicrosoft Updateの「優先度の高い更新プログラム」に含まれてしまい、自動更新によりユーザーの意に反してアップデートされてしまった可能性がある旨を発表した[5] (直ちに「優先度の高い更新プログラム」からは外された)。
なお、2005年8月12日(米国時間)にはIE7のアイコンがマイクロソフト公式ブログで公開され、名前もMicrosoft Internet ExplorerからWindows Internet Explorerに変更される事が公表された。
また、付属のメールクライアントであるOutlook Expressの同時バージョンアップは無くなった。
次のような不具合が確認されている。
Vista版ではIMEでユーザが作成した辞書が、保護モードの状態では使用できないという問題があったが、Windows Vista Service Pack 1 (SP1)または2007 Microsoft Office スイート Service Pack 1 (SP1) を適用することで、使用可能になった。
フレームを使って表示するウェブページで、旧バージョンのIE6では正常に表示できたページが、IE7で正常に表示できないという不具合が一部で確認された。
これはHTML標準仕様に従った修正であったが、仕様変更にともなってIE6以前の機能・仕様に依存していた多くのWebサイトで、ページの修正が必要となったケースも多い。
Windows XP SP2以前の環境にIE7をインストール後、Windows XP SP3へアップデートすると、IE7が削除できなくなる。
また、Internet Explorerの不具合ではないが、Photoshopで作成したPNGファイルが正常に表示できないことがある。
これはPhotoshopが書き出すPNGファイルに問題(gAMAチャンク情報への記述)があるためであるが、Firefoxでは正常に表示されることからInternet Explorerの不具合と勘違いすることがある。
正常に表示させるためにはPNG画像内のgAMAチャンクを削除するとよい。

マイクロソフトはIE7リリース直後(2006年)より次期IEの開発をスタートさせた。
2007年12月5日にIEBlogに投稿された記事により、名称がInternet Explorer 8になったと正式に発表された。
IE8の目標は、既存のWebを壊すことなく適切な標準を優れた実装でサポートすること、また第2の目標として、IE7で起きた問題を避けることが挙がった。
IE7ではCSSの改良で一部標準への準拠を強化したものの、それにより一部Webサイトの表示に問題が出たが、IE8ではIE6およびIE7に対応したWebページが機能するよう、標準サポートと後方互換性を改善しなければならないとした。
IE8では、使い勝手が全般的に改善されるほか、ブログなど新種のWebサービスのサポートが強化された。
セキュリティも最優先事項の1つ。
開発者向けには、クライアントサイドの新しいスクリプティングAPIが追加され、標準のサポートも強化された。
米国時間2008年3月5日、IE8 beta1を英語版のみで公開した。
2008年8月28日にはbeta2の英語版、日本語版、簡体字中国語版、ドイツ語版を同時公開し、9月17日にはアラビア語版、中国語(繁体字・香港)版、チェコ語版、デンマーク語版、オランダ語版、フィンランド語版、フランス語版、ギリシア語版、ヘブライ語版、ハンガリー語版、イタリア語版、韓国語版、ノルウェー語版、ポーランド語版、ポルトガル語(ポルトガル・ブラジル)版、ロシア語版、スペイン語版、スウェーデン語版、トルコ語版も公開された。
2009年1月26日にはRC版がリリースされ、2009年3月20日に正式版が公開された。
『Spybot - Search & Destroy』をインストールしているとその免疫機能によって、起動が遅くなることが前記ソフトの公式HP上で報告されている。